ハスモンヨトウ

診断のポイント

・若齢幼虫は株上部の葉裏に群がって生息し表皮を残して食害する。中齢から分散し始め、葉脈を残して食害するようになる。

・幼虫は初め灰緑色であるが、成長するにつれて灰色に変わり、各体節の中央には左右1対の半円形の黒斑ができる。特に第1腹節の黒斑は大き い。

発生生態

・幼虫の発生時期は8月頃からであり、9月以降に急増し、11月頃まで見られる。

・越冬については明確でないが、温度の高いハウス内で越冬できる。しかし、露地では越冬できないものと考えられている。