角斑細菌病
診断のポイント
診断のポイント
・はじめ葉裏に葉縁や葉脈に沿って水浸状の小斑点を生じる。
・やがて斑点は葉脈に囲まれ、大きさ0.5~4mmの赤褐色の病斑となり、斑点の周りは黄色のハローを伴う。
・病斑が融合して拡大し、葉枯れ状となることが多い。
・湿度が高いと病斑から細菌粘液が漏出する。
発生生態
発生生態
・育苗中に発生しやすく、第一次伝染源は保菌苗と考えられる。
・病斑から流れ出た病原菌が水滴で飛散し、気孔や水孔から感染して二次伝染する。
・風雨や発病葉との接触によって容易に伝染する。