アブラムシ類
診断のポイント
診断のポイント
・ネギアブラムシを始め数種が寄生する。
・ネギアブラムシの場合、初夏や晩秋に、真黒いアブラムシが葉全体に発生し、遠くからでも葉が黒く覆われたように見える。
・ネギアブラムシの体色は、光沢のある黒色で、体長は 2mm前後である。
・多数が寄生すると、ネギの生育は不良となり、ときには枯死することもある。
・モモアカアブラムシなど数種がネギ萎縮ウイルスを媒介し、萎縮病を引き起こす。
発生生態
発生生態
・4月頃から出現し、6月頃にピークとなる。
・盛夏期に減少した後、晩秋に再び増加することもある。