・土中の茎盤部や葉鞘部が加害を受け、生育不良となる。
・被害株の葉鞘部などには、体長4~6mm程度の白色を帯びた半透明の筒状の胴体で、黒色の頭部を持った幼虫が寄生している。
・成虫は体長2~3mmで蚊の様な形態をしている。
・1世代に要する日数は1か月弱で(25℃)、1頭の雌成虫が 90 個程度の卵を産み、地下部に寄生した幼虫がそのまま越冬する。
・菌や有機質を好む他のキノコバエとは異なり、新鮮な植物を積極的に食害する。
・水はけが悪いほ場で発生が多い。
・加害作物はネギ、ニラ、ニンジンであるが、群馬県ではニンジンでの被害は確認されていない。
成虫(左:メス 右:オス)