褐色円星病
診断のポイント
診断のポイント
・葉のみに発生する。はじめ淡黄色~淡褐色の小斑点を生じ、次第に拡大して3~6mm位の円形~楕円形の斑点となる。
・拡大した病斑は、周縁が濃い褐色~赤褐色で、中側が灰褐色となり、古くなると中心部が破れて穴が開く。また、病斑周辺に黄色部分を生じる。
発生生態
発生生態
・病原菌は、糸状菌の一種で不完全菌類に属し、ナスのみを侵す。
・病原菌は、罹病葉と共に越年して伝染源となり、病斑上に形成した分生子を飛散して伝染する。
・露地栽培では8~9月頃に発生し、秋口に降雨が続くと発生が多くなる。
・肥料が切れると発生しやすくなる。