カメムシ類
診断のポイント
診断のポイント
・袋掛け前の幼果に、クサギカメムシの越冬成虫が集まり、吸汁加害する。
・落花後 40 日頃までに吸汁されると、2~5 日後に果実が落下する。以後60 日頃までに吸汁されると、果実の表面が陥没し、脱毛する。
発生生態
発生生態
・年に 1 回発生する。
・成虫が、草むらや落葉の中で越冬する。
・越冬成虫は、その近くの樹木に飛来してから、4 月下旬~5 月下旬に、モモ園へ飛来してくる。
・山林近くの圃場、周囲や中に雑草が繁茂している圃場で、発生が多い。