ハイマダラノメイガ

診断のポイント

・幼虫が幼植物の芯部に寄生し、生長点付近の新葉を綴り合わせて食害する。

・発芽後間もなくから本葉数枚の頃までに食害されると、奇形になって成長が止まったり、枯れたりする。

・生長した幼虫は、体長14mm前後で頭部が黒褐色、胴部は淡褐色、背面と側面に褐色の縦縞がある。

発生生態

・関東以西での発生が多く、8~10月に被害が多い。

・夏期が高温少雨で残暑が厳しいと多発する。

・幼虫または蛹で越冬するが、越冬数は極めて少ない。