モザイク病

診断のポイント

・ 葉と果実に症状が現われる。

・ 生長点に近い葉にモザイク斑紋を生ずる。モザイク斑紋は発生初期は、脈間にやや不鮮明な黄色斑を生じ、すかしてみるとはっきり見える。

・ 株によって は黄斑モザイク、淡黄色のリング状斑などを示すこともある。

・ 果実内部にえそがある。

発生生態

・ モモアカアブラムシ、ワタアブラムシなどによって伝搬され、管理作業などで伝染する。 種子伝染、土壌伝染はしない。

・ 暖冬で4~5月が高温、乾燥気味に経過し、有翅アブラムシの飛来の多い年に発生が多い傾向がある。