カイガラムシ類

診断のポイント

・葉の表面に、白色や亀甲形の模様で、褐色のカイガラムシが寄生し、吸汁加害する。

・寄生部が黄化したり、虫の排泄物にすす病が発生したりする。

・雑食性のものが多く、ラン以外にも寄生して、植物相互間で寄生を繰り返す。

発生生態

・温室内では、発生がほぼ周年化しやすい。いつでも各形態のものが見られるようになると、薬剤に対して耐性がつき、根絶が難しくなる。

・種類によって、防除の適期が異なる。