ロビンネダニ
診断のポイント
診断のポイント
・根や土中の軟白部が加害を受け、生育不良となったり、下葉が枯れ込んだりする。
・症状がひどくなると、地下部がボロボロになり枯死する場合がある。
・被害株の根や底部、地下の葉鞘部には、大きさ約0.7mm、半透明乳白色のネダニが多数寄生している。
発生生態
発生生態
・4~6月と、秋口に被害が多い。
・20~30°Cでは、1世代に要する日数は10~17日で、年間十数世代をくり返す。
・火山灰土や砂壌土などの軽しょう土で多く発生する。
・酸性土壌で発生が多い傾向がある。
・ニラ、ラッキョウ、ネギ、タマネギ、ニンニクなどのユリ科野菜の他、ユリ、チューリップなどの球根類で発生が多い。