萎凋病

診断のポイント

・下葉から黄化・萎凋し、徐々に上葉に症状が進む。激しい時には株全体が黄褐変して枯死する。

・発病株の茎を切断してみると維管束が褐変している。維管束の褐変は、症状の進展に伴って株上部まで達する。

発生生態

・基本的に土壌伝染であるが種子伝染もする。

・萎凋病菌は27~28°Cが生育適温であり、高温期に本病の発生が多い。

・病原性の異なる3つのレースが確認されている。