・地際部の土壌に接した葉柄の外側から腐敗が発生し、病斑部は水浸状、淡黄色~褐色となり、葉は萎凋・枯死する。
・湿度が高いとき、病斑部に白色綿毛状の菌糸が見られることがある。
・幼苗期に発生すると、立枯れ症状となる。
・菌核病や軟腐病とよく似ているが、菌核病の菌そうは非常に密なこと、また軟腐病は特有の異臭があることから診断が可能である。
・多湿時や排水不良のほ場で発生が多い。
・病原菌の生育適温は25~30℃と比較的高温である。
・被害残渣とともに土中に残り土壌伝染する。
・イネ科以外の多くの作物に苗立枯れ症状を引き起こす。