内穎褐変病

診断のポイント

・出穂数日後から内穎の基部あるいは内外穎の縫合部付近から淡紫褐変し、数日後には内穎全体が紫褐変あるいは暗褐変する。

・外穎も紫褐変してもみ全体が紫褐変することもある。

発生生態

・出穂期の高温年に発生が多い。また、出穂期の降雨、特に開花期の降雨は発生を助長する。

・一般に移植期が早いほど、発生が多い傾向がある。