シロイチモジヨトウ
診断のポイント
診断のポイント
・ふ化した幼虫が、葉身内に侵入し、内部から葉肉を食害するため、表皮だけが残り、白っぽく見える。
・幼虫の生育が進むと、葉の内外から暴食するようになる。
・老熟幼虫は、30mm前後、淡緑~緑褐色で、白~黄色の背線が数条ある。
・ハスモンヨトウに似るが、やや小型で、各体節中央部の左右1対の紋が半月状でないこと、第1腹節の黒斑がないことで区別できる。
発生生態
発生生態
・6月中旬頃から幼虫による食害が始まり、被害が激しくなるのは8月以降で、9月にピークとなる。
・一世代は25°Cでは31日で、年間5回前後発生する。
・幼虫は5齢を経て、土中で蛹化する。
・広食性で、多くの野菜、花に被害を及ぼす。