黒星病

診断のポイント

・はじめ、葉に紫色ないし褐色の小さなしみ状斑点を生じ、それが拡大して、暗色の黒い病斑となる。

・発病が激しくなると、多数の病斑のため、葉は黄変して落葉する。

・枝には褐色のしみ状斑点を生じ、ひどくなると枯死することもある。

発生生態

・病原菌は、糸状菌の一種で、子のう菌類に属する。

・気温 20~25°Cで発芽し、空気湿度 95 % 以下では発芽しない。

・多雨時に発生が多く、水滴がたまりやすい部分に病斑が多い。

・露地栽培で、被害が大きい病害である。