コナガ

診断のポイント

・幼虫が、葉を食害する。表皮を残し、葉肉を好んで食害する。多発生時には、株全体が白く見える。

・幼虫は、葉裏に生息し、集団を形成することはない。

発生生態

・年間10回程度発生を繰り返す。施設内では周年発生する。高冷山間地域では、夏期に発生が多い。

・幼虫は、終齢で体長約10mmになる。体色は、黄緑色のものが多いが、緑色、赤褐色などもある。

・蛹は、体長6~7mmである。網目状の繭の中におり、主に被害葉の葉裏に見られる。