コガネムシ類
診断のポイント
診断のポイント
・コガネムシ類成虫の食害痕はきわめてギザギザしているが、蛾類幼虫の場合は比較的滑らかである。
・糞の形状でも区別できる。コガネムシ幼虫は葉上に暗緑色の不規則な塊状かヒモ状の排泄物を残しているが、蛾類は球状に近い糞を葉上や地上に落としている。
発生生態
発生生態
・ドウガネブイブイ:成虫は体長 20~24mm。年1回の発生で、幼虫で越冬するコガネムシ類の中でも本虫の被害が最も多く、地上部のさや、子実、葉はもとより根を地際部まで食害する。
・ヒメコガネ:成虫は体長16mm内外。年1回の発生で、幼虫で越冬する。本虫は砂壌土地帯に発生が多い。幼虫はさや、子実根を食害する。
成虫は葉を食害する。