白斑病

診断のポイント

・発病初期には、葉の表に灰褐色の小さい斑点ができる。後に直径2cm程度までの円形、または不定多角形に拡大する。

・病斑の中央部は、薄くなって、灰白色または白色となり、破れやすくなる。

・被害が激しいと、火であぶったようになってしおれ、枯死する。

・発病は老葉から始まり、次第に新葉に及ぶ。

発生生態

・病原菌は糸状菌で、不完全菌類に属する。

・主に菌糸の形で、罹病葉に着生して生存する。分生胞子を形成し、空気伝染する。

・秋から初冬に、雨が多いと多発する。肥料ぎれすると、まん延が著しい。