アブラムシ類

診断のポイント

・成虫および幼虫が、芽や若い葉の裏に群生する。寄生が多くなると次第に芽や葉が萎凋し、やがて生育が停止する。

・排泄物にすす病が発生し葉や果実が汚れる。

・キュウリモザイクウイルスをはじめ、多くのウイルスを媒介する。

発生生態

・発生の多いモモアカアブラムシは、4月中旬~5 月下旬が発生のピークとなる。

・発育適温は、20~25°Cである。

・有翅アブラムシの飛翔には、12°C以上の気温が必要である。

・ハウス栽培では、冬期にも多発することがある。