灰星病
灰星病
診断のポイント
診断のポイント
・主として、成熟果に発生するが、花、幼果、枝なども発病することがある。
・果実では、発生初期に、褐色の薄い円形で、平たく凹んだ病斑を生じる。
・病斑の進展は非常に早く、小さな球が無数に集まったような灰色のかびが、病斑全面に現れる。
・枝では、病花、病果梗の付け根から病変が広がり、暗褐色のややくぼんだ病斑を生じる。
発生生態
発生生態
・病原菌は糸状菌で、子のう菌類に属する。
・収穫 2~3 週間前に降雨量が多いと、発生も多くなる。
・花や幼果期に発病すると、ミイラ状になって、成熟期の伝染源となる。