ネコブセンチュウ

診断のポイント

・イチョウイモはネコブセンチュウに弱く、寄生されるとイモの表面にコブができる。

・被害が著しいとイモの表面が凸凹になり、肥大せず、腐敗を伴う。

・ユミハリセンチュウの被害はナガイモに多く、イモの先端が亀裂のある黒褐色症状となる。

発生生態

・ヤマトイモを加害する線虫類はネコブセンチュウとユミハリセンチュウが寄生する。

・ネコブセンチュウの種類はサツマイモネコブセンチュウ、アレナリアネコブセンチュウなどが寄生し、本県では主にアレナリアネコブセンチュウである。

・伝染は種いもと汚染土壌である。