アブラムシ類
診断のポイント
診断のポイント
・ワタアブラムシやキクヒメヒゲナガアブラムなど数種が茎、新芽、葉裏に寄生する。
・発生が少ないとは吸汁による直接の被害は見られないが、発生が多くなると排泄物(甘露)が葉に付着してすす病を併発して汚れが目立ち、品質が低下したり、生育が悪くなる。
・同じ種類でも条件によって有翅虫と無翅虫が出現し、体長は 1.2~1.7mm 程度である。
発生生態
発生生態
・25°Cで1週間程度で成虫となり、1頭当たり 100 頭近く産仔する。
・最も発生が多いのは4〜6月で、盛夏に一時減少し、秋に再び多くなる。
・雑草にも寄生して増殖する。