紫斑病
診断のポイント
診断のポイント
・葉・茎・さや・子実が侵される。
・種子のへそを中心に紫色の斑紋が生じる。
・罹病種子を播種すると、子葉に円形または不規則の褐色ないし紫紅色の斑点を生じて早期に落葉する。
・葉においては、下葉を中心に淡汚赤褐色、周辺不明瞭な不整形病斑が9 月頃から見られるようになる。
発生生態
発生生態
・本病は春~梅雨にかけて子葉、茎葉を侵し、夏期に一時停滞するが再び9 月から茎葉、さらにはさや、子実へと進展する。
・結実期ごろの気温が 15~24°Cで降雨の多い年に発病が多い。
・保菌種子や被害残渣は伝染源になりやすい。