苗立枯病

診断のポイント

・ピシウム菌とリゾクトニア菌の2種類によって発生する。

・ピシウム菌の場合、地際部が水浸状となり乾くと細くなって倒伏する。

・リゾクトニア菌の場合、茎の地際に褐色の病斑を生じ、病斑部がくびれて倒伏する。

発生生態

・ピシウム菌は土壌伝染し、発育適温は24~28°Cでやや高く、多湿の時に発病が多い。

・リゾクトニア菌は土壌伝染し、低温(約17°C以下)、多湿条件下で発病が多い。