アブラムシ類

診断のポイント

・成虫、幼虫とも葉裏に寄生する。

・増殖期に入ると、寄生葉がしおれ始める。体色は、縁色から黄色に変化してくる。

・多発すると、外葉の表面にすす病が発生する。

・被害が激しくなると、外葉から枯死し始める。結球葉の外側にも多数のアブラムシが見られ、商品価値は低下する。

発生生態

・キュウリモザイクウイルス(CMV)、カブモザイクウイルス(TuMV)を媒介する。

・羽のある成虫は、気温14~15°Cから飛来し始め、20~21°Cで最も多くなる。

・高温、乾燥の年に発生が多い。