円星落葉病
診断のポイント
診断のポイント
・9 月上旬頃から、葉に針の頭程度で円形の黒点ができる。次第に拡大すると、赤褐色で大きさ 3~7 mm、周辺部に黒い輪ができた丸い病斑になる。
・病斑の裏側は黒褐色で、10 月以降に菌核様の小黒斑点ができ、落葉する。
発生生態
発生生態
・病原菌は、子のう菌類の糸状菌で、菌糸や菌糸塊が落葉の病斑内で越冬する。4 月以降に子のう殻ができて、子のう胞子が放出される。
・子のう胞子が飛散する最盛期は、6 月上旬~7 月上旬で、カキの葉に達すると、発芽して侵入する。60~120 日間潜伏して、9 月上旬頃から病斑を作る。