センチュウ類
診断のポイント
診断のポイント
・アレナリアネコブセンチュウによる被害:根の組織がこぶ状となり、地上部は萎凋・黄化し早期に倒伏する。いもに寄生した場合、表面にこぶを生じ、その部分が腐敗しやすくなる。貯蔵中のいもの腐敗率を高める。
・ネグサレセンチュウ類による被害:根に侵入し、腐らせる。そのため、日中に小葉がしおれる。やがて黄化し、9 月中旬頃から倒伏する。いも内への加害はみられない。
発生生態
発生生態
・アレナリアネコブセンチュウ:土壌伝染および種いも伝染する。
・ネグサレセンチュウ類:土壌伝染する。