ハダニ類

診断のポイント

・葉裏に寄生して、樹液を吸収する。

・はじめは、表面に小さい白斑を生じる。増殖すると、葉色が悪くなり、黄斑を生じたり、萎縮したりする。

・さらに増殖すると、や茎の部分にクモの巣状に糸が張りわたされる。

発生生態

・カンザワハダニとナミハダニが主に被害を発生させ、高温・乾燥条件で多発する。

・施設栽培では2月下旬から発生が増加し、3~4月に被害がひどくなる。

・気温25~28°C、乾燥状態では、卵期間2~3日、幼~若虫期間6~7日で成虫になる。

・1匹当たりの産卵数は100個以上で、 好適条件下では急激に個体数が増加する。