モザイク病

診断のポイント

・はじめは、葉に黄白色の斑が入り、モザイク症状を示す。

・軽症の株は、葉脈の透化や軽いモザイクのみが見られ、重症の株では、生育が劣り、結球も不良となりやすい。

・夏から晩秋にかけて、発生や被害が著しい。

・罹病株は、軟腐病にかかりやすい。

発生生態

・ウイルスによる病害である。

・病原は、キュウリモザイクウイルス(CMV)とカブモザイクウイルス(TuMV)である。

・汁液伝染もするが、圃場では、アブラムシによる非永続的な伝搬が主である。

・アブラムシの発生が多いと多発する。