銀葉病

診断のポイント

・老木に発生しやすく、日焼け部や太枝の切り口から侵入しする。被害樹は樹勢が弱くなり衰弱する。

・発病部位より上位の枝が発芽時より葉が銀色に鈍く光り、症状が進むと葉の一部が褐変し早期落葉する。

発生生態

・病原菌は糸状菌の一種で担子菌類に属する。

・伝染源は被害樹の枝幹部に発生するムラサキウロコタケで、果樹園近くの森林木にも発生する。

・雨水や雪解け水などで子実体がぬれると、担子胞子が形成され、主として秋期から翌年の 6 月頃まで飛散して樹体に生じた傷口から感染する。