セジロウンカ

診断のポイント

・幼虫は体色が白色で背中に不規則な雲状の模様がある。また、水面に落ちると後ろ脚を大きく開く。

・成虫は体長が4~5mm で、体色は灰褐色~黒褐色をしており背中に白い縦線がある。

発生生態

・梅雨期の低気圧に乗って海外から飛来する。

・水田に飛来したセジロウンカは世代を繰り返しながら急速に個体数を増やしていく。

・多発すると下葉や葉鞘が黄変し、ひどい場合は生育抑制や坪枯れ等を引き起こす。

・成虫は葉鞘の葉脈間を裂いて産卵する。裂け目は褐変し、葉鞘全体も褐変しやすい。