1
巨鯨ビッグ櫻町
創立メンバー、第4代監督(2012年~)
MVP(05年)、MIP(08年)、本塁打王(12年)、打点王(03年、05年、12年)
豪快な打撃、堅実な守備と攻撃的走塁で歴史上常にビッグアプセットの中心的な存在。特にその破壊力ある打撃は芝公園首都高速越え、猿江公園の夜空に消えるサヨナラホームランなど、数々の記憶に残る名場面を演出した。かつては奔放な言動で首脳陣を悩ませる場面もあったが、2012年には第4代監督に就任、チーム愛にあふれる強力なリーダーシップを発揮、ガンバロウ大会史上最高位のベスト4を成し遂げるなど、名実ともにビッグアプセットの顔となった。勇退後をにらんで豪快な打棒復活と、ファースト以外のポジションへの対応が当面の課題か。
2
ファンタジスタ大間
2012年入団
GG(13年)
九州大学リーグ、インターバンクリーグを経て、2012年ビッグアプセットに電撃入団。大技小技を駆使した広角打法、独特の小股走法に加え、何と言っても堅実かつ華麗な守備は、楠本、西村、橋本といったビッグアプセットの華麗なショートストップの歴史を更に塗り替えるレベルの高さで、投手陣からも絶大な信頼を得ている。唯一の課題である、仕事のしすぎによる参加率の低さを克服すればあらゆるタイトルに最も近い存在。
3
社長兼CEO
大友
創立メンバー
MIP(12年)
誰もが認めるビッグアプセットのご意見番にして大御所。経営者ならではの大局観と繊細な観察力で、チームの大方針から細かい指示、また裏方仕事まで含めて監督を常に強力にサポート。またビッグアプセットの歴史の全てを知り尽くす存在として、チームの方向性を常にコントロールしてきた。選手としては選球眼のよさと打撃妨害も駆使した出塁率の高さにしぶとい打撃でたびたび重要なチャンスメークを仕掛け、堅実な守備でもチームのピンチを救う。その存在感の高さから、球界では次期監督候補としてしばしば取り沙汰されており、その動向から目が離せない。
5
オヤブン村上
創立メンバー、第2代監督(06年~08年)
GG(07年)
チームの精神的支柱。中学時代の主将の実績を引っさげ、2006年にビッグアプセット史上初の民主的政権として監督に就任、それまで低迷していたガンバロウ大会でのベスト12進出(当時史上最高位)、また在任期間中の勝率が唯一6割を超えるなどビッグアプセットの黄金時代を築き、その功績は「ビッグアプセットの川上哲治」と称えられる。選手としては、高い盗塁阻止率を誇った強肩は衰えが隠せないものの、近年ではスイッチヒッターへの挑戦、全てのポジションを守れるマルチプレーヤーへの展開、さらには屋根裏解説を含めたびたび鋭い批評活動を行うなど、そのプレースタイルはますます多岐に渡っている。
6
ガルシアパーラ
西村
創立メンバー
盗塁王(12年)
ビッグアプセットの華麗なショートストップの歴史の中でも常にその中心的存在として活躍してきた内野の要。その守備能力の高さから、ショート、セカンド、センターと常にセンターラインを固めてきたが、2009年からは遂にピッチャーにも挑戦。その強肩と、決してめげることのないピッチャー向きの性格で果敢にチャレンジしてきているが、ピッチャーとしての開花は50代の課題か。攻撃面ではシュアな打撃と選球眼のよさで常に高い出塁率を誇るが、2012年には盗塁王に輝き待望の初タイトルを獲得した。
7
ローヤー窪田
創立メンバー
野球に対する情熱は誰にも負けない熱血漢。他2チームの首脳陣かつ主力メンバーであるため、最近はビッグアプセットへの参加より対戦相手としての機会が多いが、いまだ衰えない強力なバッティングに加え、熱い情熱と冷静な采配は常によいお手本として勉強させられる。2014年は近年少なくなったビッグアプセットへの参加も待たれるところだ。
8
オールマイティ楠本
創立メンバー
MVP(04年)、MIP(05年)、最優秀防御率(07年)
2000年代前半に活躍した伝説の名選手。ストイックなトレーニングで驚異の低体脂肪率を維持し、また2004年以降は40代にして自身初めてのピッチャーに挑戦。当時絶対的エースだった末永と並ぶ2本柱へと成長したその努力と精進は今も語り継がれている。2008年シーズンの地方転勤を機に参加が途絶え、近年ではIT業界制覇に向け努力精進していると言われる。ビッグアプセット野球殿堂が創設された場合の最有力候補ではあるが、その鋭い批評コメントなども含め現役復帰を待望する声は依然強い。
9
ナニワ金融道ヤス佐藤
創立メンバー
ビッグアプセットの関西支部代表。愛するスワローズに背を向けてブレーブス入り、以後金融界に転じ、今では関西鉄道界を取り仕切る重鎮。中学時代のバット投げ特訓で培った独特の打撃フォームで、2010年には西武ドームでついにビッグアプセット初安打も記録。野球への愛、背番号9への愛着も人一倍で、上京時の試合参加やチームの関西遠征時には熱い野球談義を繰り広げ、チームへたびたび渇を入れる。
10
ゴーゴーサンライズ佐藤
11
プリンス谷上
2007年入団
MVP(09年)、本塁打王(08年)、盗塁王(10年)、最多勝利(08年、09年、10年、11年)、最優秀防御率(08年)
2007年秋、当時高校生として純白のユニフォームで衝撃にデビューを飾って以来、常にビッグアプセットのアイドルかつ中心選手として活躍。2009年にはガンバロウ大会での熱投でMVPを獲得、また数々のタイトルにも輝く豪快な打撃と俊敏な走塁、さらに特筆すべき外野守備は、その守備範囲の広さと攻撃的スタイルで数々の名シーンを演じてきており、自他ともに認める次代のビッグアプセットを担う存在だ。
13
ナカータ熊野
2004年入団
GG(06年)
2004年の電撃入団以降、2007年まで中心選手としてフル出場、チャンスに強い打撃とアグレッシブな守備で活躍した。特に素早いフットワークと強肩を活かした内外野守備はたびたび相手チームのチャンスの芽をつみ、その功績で2006年にはゴールデングラブ賞にも輝いている。2007年後半より海外勤務、また帰国後は育児に専念しなかなか参加できない状況だが、育児期間終了後のフル出場再開が待望されるところだ。
14
スーパーひとし君
石井
2010年入団
MVP(12年、13年)、GG(10年、11年)、MIP(13年)、盗塁王(11年、13年)、最多勝利(12年、13年)、最優秀防御率(10年、11年、12年、13年)
球界のスーパースターにしてビッグアプセットの絶対的エース。年齢を感じさせない脅威の肉体と飽くなき向上心で投打両面でチームを牽引する。2013年にはほとんどの試合に先発完投し、勝利数、奪三振などのチーム年間記録を大幅に書き換えた。特筆すべきは、日曜の他チーム参加や助っ人分を加え、個人通算では年間300イニングを超えているとの説もあり、これは1960年代の権藤博(中日)、70年代の高橋一三(巨人)に匹敵するスーパーマンぶりといえよう。ピッチング以外でも、決して盗塁を許さないキャッチャー守備、チャンスに強いバッティング、盗塁王を2度獲得した攻撃的走塁、ベンチからの大声での細かい指示など、チームの大黒柱としての存在感は高まる一方だ。
15
ストロングアーム
橋本
2006年入団
MVP(07年)、GG(08年、09年)、首位打者(09年)、本塁打王(07年、08年)、打点王(07年)、最優秀防御率(09年)
2006年の入団以降、ビッグアプセットのポイントゲッターであり天才的ショートストップとして大活。07年には本塁打王、打点王の2冠を獲得しMVPに輝いた。何より驚異的な守備範囲と強肩を誇るショートの守備は、相手チームからも歓声と拍手が起こるほどの華麗さをもつ。またピッチャーとしても、末永、谷上などとの2本柱として投手陣の軸として活躍、チームの柱として欠かせない存在だが、近年の参加率の低下が惜しまれる。再びフル出場すればタイトル争いは確実で、大間とのハイレベルのポジション争いも多いに期待されるところだ。
16
ノビータ大河原
創立メンバー
MIP(07年)
チーム随一の真面目かつ朴訥なキャラで、チーム内はもとより相手チームや大会本部からも愛されるビッグアプセットの重鎮。チームの金庫番であり、また大会・他チーム・リーグへの窓口、さらには総務全般をこなすことから、総務・財務・外交を実質的に全て取り仕切る存在として監督を裏でコントロールする。選手としては長年の課題であったバッティングと送球に緩やかながらも進歩をみせ、2013年春合宿ではレフトオーバーを連発。試合でも大河原が快打やナイスキャッチをみせるとビッグアプセットベンチが異常に盛り上がるということで、相手チームの警戒も高い。大友と並んで、次期監督候補への出馬をいつ表明するかが注目を集めている。
17
フェラーリ黒田
2004年入団
MVP(10年)、首位打者(05年、07年、10年)、本塁打王(05年、09年、10年)、盗塁王(07年、10年)
ビッグアプセット歴史上最高のアスリート。高性能の頭脳と肉体を駆使したバッティング、走塁、守備は今も語り継がれている。外野の間を抜ければ驚異のスピードでホームランにしてしまう走力、また伝説となっている豊島区運動場での飛距離150m柵超えホームランなど、通算わずか120試合余りで22本の本塁打を記録、2005年にはシーズン10本塁打という、今後決して塗り替えられることのないと思われる記録を残した。また盗塁王2度獲得の俊足や、数々の名場面を演出したレーザービームの強肩など、ハイレベルのオールラウンダーだが、2011年にメジャーに移籍、一日も早い日本球界復帰を祈るばかりだ。
18
ドクター朝田
創立メンバー
中学時代は不動のエースであり、首脳陣の中核をなす論客、その功績と存在感からエースナンバー18が与えられている。一時期体調を崩したが見事に復活、現役復帰は簡単ではないようだが、しばしば大会に現れ選手の動きをチェックしつつ、昔ながらの鋭いコメントでチームを鼓舞するなど、ビッグアプセットにとっては重要な存在だ。中学生となったジュニアに野球を仕込み、電撃的な父子同時入団を目論んでいるという噂も絶えない。
19
コネチカット
橋爪
創立メンバー
独特のプレースタイルとしぶとい打撃、強肩をいかした守備などでたびたび試合のポイントを演出する貴重な存在。背番号19への思い入れを始め、野球への熱い思いや世界経済を熱く語る論客でもある。最大の懸案は、世界を股にかける多忙なビジネスパーソンとして参加率が上がらないことだが、2013年はアベノミクス効果によりさらに制約が強まった感もある。一方、最年長組の後輩にあたる橋爪ジュニアがついに高校球界を引退、その動向に注目が集まるなか、ビッグアプセット一位指名に向けた水面下の動きも注目されるところ。
20
バズーカ山下
創立メンバー
MVP(06年)、GG(05年、10年)、三冠王(03年)、首位打者(03年、04年、06年)、本塁打王(03年、04年、06年)、打点王(03年、08年、09年)、盗塁王(03年)
神宮の杜での実績をひっさげ、ビッグアプセットでも攻守に渡ってチームを牽引する中心選手。特にその豪快かつ繊細なバッティングは2000年代のタイトルをほぼ総ナメにした。また相手チームからも感嘆の声があがる外野守備は、その守備範囲の広さで幾度もピッチャーを救う。一方、本業の弁護士経験を活かし、「ビッグアプセット規約」草稿を手がけるなど、ビッグアプセット法律顧問としてもチームの脇を固める。その頭脳を買われ、他チームのGM職オファーを受けることにより足元の参加が激減しているのが現在のチームにとっての大問題で、将来のフロント入りも含めたキャリアプランの合意が鍵となろう。
23
キャプテン玉利
2013年入団
高校時代は縄跳び名人として君臨し、今もなおその超人的な記録が語り継がれる存在。その高度な肉体を活かして、現在ではボーイング機やエアバス機を自在に操るテクニシャン。コックピットの冷静沈着な態度とは一転、グランドでは熱い姿勢でチームを鼓舞し、しぶとい打撃と安定感のある守備で高い貢献度を誇る。フライトスケジュールとの調整力が上げることによってさらに参加率を上がることが期待される。
24
ストロングボディ
田辺
2013年入団
2013年途中での入団ながら、入団以降は驚異の参加率を誇り、日頃の業務と同様、組織への高い忠誠心を示すことによって一気に監督の高い信頼を勝ち得た。スマイリーな笑顔と人当たりのよい外見とは異なり、打撃ではチャンスにめっぽう強いアグレッシブさを見せ、守備では体を張った強気のスタイルでチームメートを感嘆させた。中でも大会などでたびたび好打を放った打撃への期待は高く、フル出場でのタイトル争いが期待される。
25
アグレッシブ
福原
2004年入団
MIP(06年)、盗塁王(04年、05年、06年、08年)
ラグビーで鍛えた驚異の俊足、2004年の入団以来不動のトップバッターとしてチームを牽引、盗塁王の常連として活躍した。特に2005年の年間51盗塁は今後決して破られることはない驚異的記録だ。アグレッシブなプレースタイルに飄々とした愛すべき性格でチームの中心的存在だったが、09年以降はイクメンへの転身を宣言、以降参加が激減しているのが残念だ。一部ではイクメン中もベビーカーを用いたサーキットやランニングによる強化を怠りないという報道もあり、イクメン完了と同時にフル復帰に向けたシナリオはできている模様。中堅になった「福ちゃん」の復帰がまたれる。
27
ポルシェ谷戸
2013年入団
試合前に遠くから響く独特のエンジン音と同様、強靭にして俊敏、最高級のパワーとスピードを兼ね備えた神宮出身のエリート。キャッチャーとしてエース石井との絶妙のコンビネーション、驚異の盗塁阻止率を持つ強肩とアグレッシブな守備、そして大会でも勝負強さが如何なく発揮されたバッティングなど、今やチームの核としての立場を確立しつつある。またビッグアプセット唯一の「関西ノリ」を注入してくれる、貴重な存在でもある。
29
若巨鯨
マグナム鈴木
2012年入団
本塁打王(13年)
助っ人を経て2012年、満を持して入団。その豪快なバッティングと豪快な飲みっぷりに惚れ込んだ櫻町監督から「巨鯨」の名を襲名した。バッティングは広角に長打を打ち分けられる落合スタイルで、次の三冠王に最も近い存在と言われる。高度な打撃理論を持ち、合宿や試合ではメンバーの打撃フォームのを鋭く指導する。また多彩な変化球を操るピッチャーとしての期待も高い。唯一の懸念は、年齢に比べてハイペースで進行するウェイトのコントロールだが、その点を確保すれば向こう20年はビッグアプセットを背負う存在となっていくはずだ。
30
ライアン小川
2013年入団
<執筆中>
35
スピードスター塚野
2014年入団
GG(14年)、本塁打王(15年、16年、17年)、首位打者(14年、15年、16年)、盗塁王(15年)
小学校時代に市川の強豪少年野球チームに入り、そこで石井と出会う。コーチの石井が「将来この子と一緒に野球をやりたい」と当時からその才能に惚れ込み、2014年に石井のスカウトが奏功し入団。草野球界きっての名ショートとして広い守備範囲を誇り、前後左右へのスタートダッシュと華麗なグラブさばきはソフトバンクの今宮健太を彷彿とさせる。ダイヤモンドを走る姿はイチローのようだ。何をやっても「絵になる男」は入団以来プレーでチームを明るく鼓舞、そのハツラツとした眩し過ぎるプレーにおじさん組はくぎ付けだ。2018年11月、何と小学校1年の時の同じクラスの初恋の同級生と結婚!この自由奔放な現代にこんな純愛ラブストーリーがあるのかと酸いも甘いも吸い尽くしたオヤジを初心に帰らせた。弟思いの優しい兄貴であり兄弟仲の良さは折り紙付き。弟・敦也とともに野球にかける情熱は天下一品だ。2019年は結婚して初めてのシーズン。その意気込みに注目だ。
39
アラーキー木全
創立メンバー
高校時代には荒木大輔からヒットを放ち、中学野球部監督も務めるなどの華麗な球歴、2000年代前半には勝負強い打撃でチームにも大いに貢献したが、英国進出を期に長距離走への転身を図り、さらに帰国後は楠本についでIT業界制覇を目指しているのではとの憶測も。熱い魂を持つ野球少年であり、復帰が待望される。
44
アーロン黒須
2009年入団
MIP(10年)、首位打者(12年)、打点王(10年)
説明無用の超一流の球歴に、2009年栄光のビッグアプセット入団という新たな1ページが加わった。全盛時代に比べると脚力などの衰えは隠せないものの、今でも時折見せる驚異の長距離弾や本気守備は見るものを圧倒、特に青山球場や木根川橋球場で見せた場外弾は既に伝説の域に達しつつある。また道具を大事にするなど、華麗な経歴に隠れがちな野球への真摯な姿勢は、浮かれがちなメンバーにとってもよいお手本だ。近年は改めて減量に成功したとのことで、40代終盤に向けての本気度合いが感じられるのはチームにとっての朗報だ。
51
クラッチ芝田
2003年入団、第3代監督(08年~11年)
MVP(08年、11年)、GG(12年)、MIP(13年)、三冠王(11年、13年)、首位打者(08年、11年、13年)、本塁打王(03年、11年、13年)、打点王(04年、06年、11年、13年)、盗塁王(09年)
2011年、2013年と2度の三冠王に輝くビッグアプセットの主砲。年間十数回を数える海外出張も常に試合出場を優先して調整する献身的なマインドを持ち、その結果は安打、打点、得点、本塁打等々、打撃部門の各通算記録でのトップを独占する数字にあらわれる。また、第3代監督としてチーム運営、マッチメークに心を砕き、人繰りが厳しい時代にはピッチャー、キャッチャー、内外野のあらゆるポジションで先発する奮迅の働きをみせた。中学以来の風を切る鋭い素振りで相手投手を威嚇するパワーは未だ健在であり2014年は新注のネーム入りオーダーメイドバットを引っ提げての更なる活躍が期待される。
53
レッドスター
齋賀
2012年入団
2012年に電撃入団し谷上とビッグアプセット若者連合を形成する。その走力はサバンナのチーターを思わせ、圧倒的な守備範囲の広さを誇る外野守備は驚異を通り越して美しさすら感じさせる。最大の課題は、一塁ゴロ・セカンドゴロ率が9割を超え、その走力を活かしきれないバッティング。とはいえ、小細工で流し打ちを狙うことなく、ライトスタンドを狙う強気の姿勢でさらにレベルアップを期待したいところ。年代的に週末予定が多忙で参加率が上がらないのが最大の悩みだが、次代を背負う中核メンバーとしての期待は高まるばかりだ。
55
ボンバー飯田
2006年入団
宿敵・みずほ証券の首脳陣にして主砲でありながら、2006年にビッグアプセットに電撃入団。そのルックス通りの清原スタイルの豪快な打撃、長身を活かした一塁守備、何より回りを圧倒する迫力ある存在感でビッグアプセットのクリーンアップ定着が期待されたが、さすがに両チーム掛け持ちに無理があり参加率は上がってこない。近年、みずほ証券の若返り方針で出場機会が減っているという情報もあり、ビッグアプセット完全移籍を望む声も高まっている。
61
マダックス末永
創立メンバー、初代監督(98年~05年)
MIP(09年)、最多勝利(04年、05年、06年、07年、08年)、最優秀防御率(04年、05年、06年)
チーム創業者オーナーにして初代監督。中学時代かなわなかったエースピッチャーの夢を叶えるべくビッグアプセットを自力で創立、以後雑務から采配、先発完投と全てをこなすスーパー監督としてチームを牽引した。末永なくしてビッグアプセットは存在し得なかったと言え、その功績は他を寄せ付けない。08年には体調を崩し一時休養を余儀なくされたが09年には劇的復活を果たしMIPを獲得。現在でも多彩な変化球を駆使するピッチングと全盛期の掛布を思わせるしなやかなバッティングは健在。近年は不動産運用とボクシング界への転身を図りつつある模様だが、チームの顔としての存在感は決して薄れることはない。
76
ブルーインパルス
田中
2011年入団
草野球界の超強豪S球団監督の顔を持つアスリート。テニスで鍛えた強靭な足腰で、内外野を縦横に駆け回る守備力の高さと、柔軟さと豪快さを兼ね備えたバッティングでチーム入団と同時に新風を吹き込んだ。試合での勝負強さも特筆もので、2011年ガンバロウ大会、イイジャン戦の起死回生の同点タイムリーなど、数々の印象的な場面を演出している。昨今は腰痛により出場機会が減っているが、完治による復帰が強く待たれる。
Written by Y.Shibata