⑲ 7月25日(土) 天王洲公園野球場
~末永カムバックであしたばに完勝~
あの男がついに帰って来た!
Gリーグ3番手の相手となるあしたばを相手のマウンドに、突然の発病から1年、病いを克服した末永が戻ってきた。
これを祝うための芝田監督の演出は「復刻版ユニフォーム試合」。マリナーズ風ユニフォームが、浜風がここちよい天王洲のナイターにちょうどマッチする風情を醸しだす。
初回、その末永にあしたば打線が容赦なく襲い掛かった。先頭打者がいきなりライトオーバーのエンタイトルツーベースをはなったのを皮切りに長打を集めて3点を先取。
その裏ビッグアプセットは先頭福原がエラーで出るとすかさず二盗、2番西村が奥さまとむすめさんが観戦する目前でレフト前ヒットでチャンスを広げ、3番黒田の内野安打でまず1点を返す。
2回裏、ビッグアプセットは先頭大友がライト前ヒットで出塁、大河原、末永は内野ゴロに倒れたものの打順が1番に戻り福原、西村がフォアボールを選びツーアウト満塁。ここで3番黒田のバットが一閃すると高々とあがった打球はレフトのフェンスを越えていく逆転のグランドスラム。末永復帰戦を勝利に導く号砲が高らかに鳴り響いた。
3回表にはゆりちゃん、かずともくんがパパに声援を送る中でショート橋本が驚異の鉄砲肩で末永を盛り立て、その裏は橋本、桜町が連続デッドボールで作ったチャンスに芝田が強烈なレフトオーバーツーベースで追加点をあげ、あしたばを一気につきはなした。
末永は2回以降は七分の力であしたば打線を翻弄しながら打たせてとるピッチングで要所要所を締め、4回、7回にそれぞれ1点ずつとられたものの8安打5失点、自責点3、無四球の堂々の完投勝利。
最優秀選手は逆転満塁ホームランの黒田、優秀選手は2本のツーベースで3打点の芝田が選ばれた。
試合後の祝勝会では6ヶ月遅れとなった2008年の最多勝のトロフィー授与式が末永に贈られ、四方山話がいつ果てるともなく続いたのであった。
次週、次々週はお盆休みとし、次は8月22日からのガンバロウ大会に向けた調整を組む予定。
梅雨が明け夏本番となった。各自体調管理に注意してGリーグ、ガンバロウ大会にエンジン全開と行きたい。
~監督談話~
何といっても末永の復帰でチームに芯が通った。まだまだ本調子には遠いとはいうものの打たせて取っての7回完投は見事としか言えない。打線・守備も末永の復帰に応えるべく調子が上がってきた。黒田くんの打棒はますます凄さを増してきたし、芝田、大友の復調してきてチームの厚みがだいぶ出てきたね。この流れで大会につなげていきたい。