① 1月19日(土) 豊島区総合体育場
皆が待っていた2008年のシーズンがいよいよ開幕した。
ビッグアプセットは昨年の首位打者黒田、ホームラン王・打点王の橋本をはじめとするベストメンバーで臨んだが、中村橋マガジンズに1対4で敗れ初戦を飾ることができなかった。
ビッグアプセット末永、中村橋マガジンズ川島両投手の投げあいにより5回まで両軍ともわずか1安打ずつの投手戦であったが、6回表に均衡を破ったのは中村橋マガジンズ。1アウトから2、3塁の場面で末永が痛恨のサードへの牽制悪送球でまず1点を失い、その後3本のヒットでこの回4失点。
7回裏には相手の2番手ピッチャーから山下・橋本・谷上の3連打で1点を返したものの後がつづかずゲームセット。
7回10三振を奪った末永は、6回以外は結局1安打しか許さない好投であっただけに緊迫した試合でのわずか1回のすきの恐ろしさをあらためて感じる結果になった。
しかし、残り時間を利用した8回にはジュニアコアメンバー谷上くんがマウンドにのぼり好投すると、その裏は山下・橋本が前の回につづいて切れのよい打撃をみせてコンディション上昇を証明する等、今シーズンのいくつかの課題が判明する一方で明るい材料を見出せる有意義な開幕戦であったと言える。
来週は宿敵ゾディアック戦。合宿の日程も決定し今年もまた楽しく熱く野球に打ち込んでいきたい。
~監督談話~
今季初戦~青空の下、良いメンバーが揃い…気持ち良く臨んだ一戦だったが結果が伴わなかった。
6回表、相手左バッターにツーベースで出られた後の三塁盗塁を刺せなかったのがいけなかった。ボールを握り損ねてしまった。あともう一つは、最終回の攻撃で末永が本塁憤死したのも痛かった。この二つが自分としてはポイントと感じました。
打撃が全般的に湿っていたことはあるが、これは一人一人が(勿論私も含めて)奮起するしかないネ。末永はまだ寒い中ではあるが良いピッチングだった。今年もエースとしての大活躍を確信。一昨年、昨年以上を目指して欲しい。谷上君も1イニングだったけど素晴らしい球を投げていた。経験を積み、場慣れすれば相当やってくれそうな予感がしました。
結果的には、本当にあの6回の1回だけで敗れてしまったが、これが野球の恐さ・難しさ…。“取られたら取り返す”この強い気持ちをもって挑んで行こう。今年も頑張るぞ!