20100327

～ネバーマインズに惜しくもサヨナラ負け～

恒例の春合宿、ガンバロウ大会も近づいてくる中、初対戦となったネバーマインズ戦は末永とネバーマインズ３投手の息詰まる投手戦となり、最終回に１点をもぎとったビッグアプセットが逃げ切りをはかったが惜しくもその裏逆転サヨナラ負けを喫した。

初回、先頭谷上がいきなりライト前ヒット！と思いきやこれが何とライトゴロとなるアンラッキーな出だし。逆に相手のネバーマインズも１回裏先頭バッターがセンター前ヒットで出塁しその後の挟殺プレー失敗でワンアウト２・３塁のピンチを迎えるがここは末永が踏ん張り無得点。

ビッグアプセットは２回・３回と三者凡退。４回裏、ようやく末永がショート内野安打で初出塁するも無得点。更に６回には先頭芝田が振り逃げ、福原のピッチ―ゴロが悪送球を呼びノーアウト１・２塁のチャンスを握るがここでも大友、西村、大河原が倒れて無得点。

しかしついに最終回、ネバーマインズ３番手から先頭末永が右中間のフェンス直撃のあたりで出塁、ワンアウト後事務所無事開設でひとまず肩の荷が降りた山下が今季初ヒットとなる左中間へのあたりで続いたところへ３番橋本がレフト線へはじき返し一気に末永がホームイン！両軍ゼロ行進の均衡がついに破れた！

このまま逃げ切りを図ったビッグアプセットであったが最終回、ネバーマインズが末永に食らいつく。まず先頭打者が三塁線への内野安打で出塁、このランナーが二盗の後、三番打者をフォアボールで出しノーアウト２・３塁と一打逆転サヨナラのピンチ。４番のレフトファールグラウンドへのあたりを山下が判断よくキャッチしサードランナーも動けずワンアウト。ところがつづく５番のあたりはファースト後方へフラフラっとあがり前進守備の桜町

の頭上を越えて落ち同点となってしまう。必死に守るビッグアプセットは６番をサードゴロにうちとってツーアウトにこぎつけたが７番のあたりがセカンド黒須が差しだすグローブも無情にもとどかず右中間へのサヨナラタイムリーとなってしまった。

これで今季２勝４敗と黒星先行の状態がつづくが合宿を経てガンバロウ大会に向けて引き続き気を引き締めて臨みたい。

～監督談話～

末永はナイスピッチングだった。打たせてとる持ち味が十分発揮できていたし、中盤以降も崩れなかったのは見事だった。だからこそ打線が序盤にもう少し打てていればという気持ちが強い。最終回に意地を見せたのはよかったが、どうしても立ち上がりに得点が取れないのは大きな課題だ。山下、桜町といったところにいい当たりが出だしてきたので、期待したい。