(25)9月4日(土) 石神井公園野球場
~VITESにまたも返り討ち~
昨シーズン、開幕戦と最終戦で敗退しているVITESを相手に助っ人として赤星、菱田を迎えてのナイターであったがナイター特有のフライの見難さによるエラーが続出し、好投の石井に報いることのできない結果に終わった。
初回、先頭打者を惜しいフォアボールで歩かせるとワンアウトから高くあがったショートフライが一旦照明を越えて消えてから落ちてくる光のマジックとなりこれを芝田が落球してしまい1失点。さらに次打者の高くはずんだショートゴロのバウンドに芝田がタイミングがあわず、2点目を失う。
2回裏、フォアボールで出た黒田、石井がダブルスティールを決め更にワイルドピッチでサードランナー黒田がホームを狙うがこれはアウト。
3回表、フォアボールとピッチャー強襲のヒット等でワンアウト満塁の場面でVITES3番にフルカウントから投じた石井の速球は見事にとらえられてしまいレフト場外の暗闇の中へライナーで消えていくグランドスラム。更にこの回1点を失い0対7の劣勢。
本日3試合目というタフなVITESの守りを崩せないビッグアプセットであったが、5回連続四死球と相手のエラーで1点を返し、更に満塁の場面で末永がライト前にはじき返す。セカンドランナー大河原のホームインがキャッチャ―のエラーを誘いファーストランナーの助っ人菱田も一気に返って4対7。
更に最終回、3つの四死球で満塁とVITESを攻め立てたが最後に黒田、芝田が倒れ、あと一歩及ばず4対7の敗戦となった。
石井は満塁ホームランこそくらったものの強豪VITES打線を4安打の10三振に抑える気迫の投球をみせたがバックがこれに応えることができず、暑さの去らぬ中また来週、出直しとなった。
~監督談話~
たび重なるエラーとチャンスでの凡退、敗戦の責任は芝田にあります。石井さんの力のこもったピッチングを見殺しにしてしまったのは非常に残念だが、得点シーンでの大河原の気迫のこもった走塁とスライディングにチームの未来をみた気がした。勝率5割への道は遠いが、まだまだあきらめずに毎週がんばろう。