(39) 10月28日(土) 上井草スポーツセンター
前週みずほ証券を激破して意気あがるビッグアプセットであったが、本日は初対戦のNEW ODDSに4対6と、惜敗を喫してしまいまたもや勝率5割丁度となった。
1回裏、先頭福原がファーボールで出塁しすかさず2盗、西村がセンター前にしぶとく落すヒットでつづいたところへ、本日はサードを守る末永が右中間を破るスリーベースで2者を帰し先制。更に4番桜町が右方向へのゴロできっちり末永を帰し3点を先取。芝田、山下が欠場ながら、まずは理想的な展開となる攻撃であった。
守っては初回はノーアウト1塁からの次打者サードゴロ封殺、2回には助っ人近藤がレフトへのライナーを地面ギリギリで好捕する等、先発楠本をもりたてた。
しかし強打のNEW ODDSは2順目から徐々に強いあたりを連発し始め、3回にはレフトオーバーのホームランで1点、4回にもライトへの痛烈なヒットで攻撃してくる
これに対しビッグアプセットは4回、村上が左中間をふかぶかと破るスリーベース、これをDHで出場の佐藤肇がレフト前に見事はじき返して迎え入れて4対1とした。続く大河原は外角のストレートに手がでず、これが通算100三振となってしまう。
そして5回、四球で先頭打者を出した後、ショートゴロが人工芝の高いバウンドとなり西村のグラブをはじいてしまった。そしてワンアウト満塁の場面で楠本が痛恨のワイルドピッチ、ボールは上井草の広いバックネット方向に転がり、村上から末永への送球がそれるミスで一気に二者が帰ってしまう。ツーアウト後更に2者に連打をあびてこの回4点を失ってしまった。
監督コメントにもあるように前々週のコマンドゼット戦を思いおこさせるような5回となったのであった。
7回には6回から楠本をリリーフした末永がレフトオーバーの本塁打で駄目押しをあび、3回の本塁打とあわせて抜かれたらこわい上井草球場の広さをあらためて思いしらされた。
本日は、内外野とも総じて堅実な守備を発揮し、決して悪い内容ではなかったが、野球の神様もあっさりとは勝たせてくれないことをあらわすような試合内容であり、ビッグアプセットもまだまだ勝利へのあくなき執念を強くする必要がある。
次回は11月4日、大阪から佐藤也寸之を迎えてBluesと対戦です。また頑張っていきましょう。
~監督談話~
タイムリーも出たし守備での好プレーも続出、良い感じで展開していたが、四球とミスが重なりあっさりと逆転を許しそのまま反撃できずに終わってしまった。この前のコマンドゼット戦にも似た試合内容だった。しかし、守備ではあの1イニング以外では、助っ人の近藤さんや福ちゃんのスーパーキャッチ、橋爪、大河原のナイスカバーリングの守備、楠本の強烈なライナーへの反応等々良い面が多く出た。打つ方では5回のツーアウト1、3塁のチャンスに私が打てれば・・・、また守りでも私自身の細かいミスがなければ・・・、という思いがあり、何ともコメントしにくいというのが本音。芝田、山下の主砲がいなくても充分に勝つチャンスがあっただけに何とか勝ちたかったが・・・。気持ちを入れ換えて、また次回頑張ることとしましょう。