⑪5月22日(土) 東台野球場
~先制をかけるも桜町負傷でインパルスに逆転負け~
桜町、芝田、山下が通算200本安打達成レースにしのぎを削る中、東台球場でインパルスと対戦したビッグアプセットは先制点で勝ちパターンにつなげようと頑張ったが桜町の肉離れというアクシデントに見舞われ3対5で惜しくも敗れる結果に終わった。
初回、橋本はツーアウトからライト前に打たれランナーを出すも見事な牽制でランナーを刺し3人で終わらせる。
その裏、ビッグアプセットは2番の助っ人森井がレフトオーバーのツーベースでチャンスをつかむと5番山下が196本目の安打となるショートへの内野安打、そして桜町が200本へ王手をかけるセンターへのヒットで2点を先制。
2回表、インパルスも反撃。ワンアウトからファースト後方へのヒットで出たランナーを手堅くバントで送った後、キャッチャ―ゴロからの芝田の送球がバッターランナーの背中にあたる間にセカンドランナーがホームに帰って1点を返す。
その裏ビッグアプセットは黒須がレフトオーバーの強烈なツーベースで2ケ月振りに本来の打棒を見せつけたところで桜町が登場。ベンチの期待がいやが上にも盛り上がる。ところが打球がファーストゴロに終わり数歩走ったところで桜町が急に立ち止まってしまう。何と左足肉離れの重傷であった。
この日9人しかいないビッグアプセットは急遽内藤さんがライトに入る背水の陣。しかしそのビッグアプセットにインパルス打線が容赦なく襲いかかり4回表に3点、5回にも1点を返されて逆転。
ビッグアプセットは7回には本日2本目のツーベースを放った森井を山下の197目となるヒットで帰し2点差と詰め寄ったが反撃もここまでで3対5の痛恨の一敗となった。
橋本はインパルス打線を5安打に抑え自責点は2点の力投を見せ、打線も山下、黒須、森井がそれぞれ2安打と調子をあげてきたが、桜町の負傷はビッグアプセットにとってそれを上回る衝撃となる痛手となった1戦であった。
~監督談話~
桜町の肉離れ離脱という厳しい結果で暗い雰囲気になってしまったが、打線がだいぶ活気づいてきたことをポジティブに捕らえたい。守備で本来のポジションでない人も多かったため、失点を抑えきれなかった。
それよりも桜町の離脱で、チームは今期最大の試練。最年長組は体力面でのケアについてより高い意識でやっていかないとチーム力の維持は難しくなってくる。暑い夏を迎える中、なんとかみんなで協力して乗り切っていきたい。