20090704

⑰ 7月4日(土) 東台球場

~橋本あわやノーヒットノーラン!~

Gリーグ前半戦の初戦となる対新宿ぶんぶん戦。

先週は好投の橋本に報いることができなかったが本日は力投の橋本をバックも好守好打で盛り立て、7回までツーアウトまでノーヒットノーランの快勝となった。

橋本はたちあがり新宿ぶんぶんの3・4番を歩かせたもののまずは無得点に押さえ、本日も好調な出だし。

その裏、ワンアウトから助っ人大間がセンターオーバーのランニングホームランが飛び出し、ビッグアプセットが先制。更に2週間のアメリカ留学を終えて無事帰国の黒田を1塁に置いて山下がレフトオーバーのツーベース、桜町が一塁線を破るスリーベースとたたみかけ計3点をゲット。

2回にはフォアボール4つにエラーに5盗塁と相手をかきまわしたあげくに山下からレフトフェンスぎりぎりまで伸びる走者一掃のツーベースが飛び出してこの回5点で試合の主導権をにぎった。

橋本は2・3・4回ときれいに3人ずつで片付けてここまでフォアボール2つのみのノーヒット。ベンチが徐々に快記録を意識し始める。

5回。二順目となった新宿ぶんぶんの先頭打者はレフトフライで、これがこの日初めての外野へのあたり。この回は4番をフォアボールで歩かせたものの依然ノーヒット。

6回。ツーアウトからレフトへの打球に山下が必死で追いつきグラブにかろうじてあてたため、これは山下には気の毒だがエラーと記録されこの回もノーヒット!

そして7回。先頭打者はセカンドゴロ、次打者は三振。打席には新宿ぶんぶんの12番前田選手。27つ目のアウトへの期待にビッグアプセット内外野に緊張が走ったその時、打球が無情にも一二塁間をきれいに抜け、ライト大河原の必死の一塁送球も間に合わず、ここでノーヒットノーランの夢は惜しくもついえたのであった。

試合は結局12対0で新宿ぶんぶんをしりぞけ4連敗を阻止。そして来週の宿敵南海ハーツ戦に向けてエンジン全開となる貴重な1勝となった。

最優秀選手はもちろん橋本。そして優秀選手には2本のツーベースで4打点の山下が選ばれた。

~監督談話~

橋本くんの熱投に尽きる試合だった。歴史に残る快記録は惜しくもならなかったが、何とか達成したいという緊張感が試合の中味を濃いものにしていた。そのせいか守備陣に大きなミスはなく、逆に暑さの中でも好プレーも多く、点差以上に充実した試合内容だった。攻撃面では山下、桜町がいよいよエンジン全開の雰囲気で、チーム全体の力が向上してきた手ごたえがある。しばらく投手陣は厳しい状態が続くが、Gリーグ連覇は必須の覚悟で引き続き全試合を勝ちにいきたい。