(42) 12月3日(日) 芝公園野球場
師走に入ったがまだまだ野球シーズンは終わらない。
昨年、桜町が首都高速に届かんばかりの大アーチをはなった芝公園野球場で行われた今期第42戦は、ビッグアプセットが終始主導権を握りながらも、惜しくも2対3の逆転負けを喫する結果となった。
序盤は緊迫する投手戦であったが、先制したのはビッグアプセット。
打者1巡後の4回表、先頭福原がライト前ヒットで出塁し、1死後エラーでつないだ山下とダブルスチールを決めて作ったチャンスに、新たにビッグアプセットに入団した橋本のサードゴロが相手の失策を誘いまず1点。
続く5回にはノーアウト満塁のチャンスで大河原のピッチャーゴロがまたもや失策を誘い2対0となった。
なお、この回ライト前ヒットで出塁していた橋爪に本塁突入の際左足ふくろはぎの肉離れの負傷を負うというアクシデントがあった。好調の橋爪が今シーズンの残り試合絶望となり、平均年齢若干高めのビッグアプセットとしては、怪我には気をつける必要があると自戒したい。
直後の5回裏、末永が突如乱れる。チームクルーの8・9番を連続四球で出し、相手のスクイズ失敗のダブルプレーで一旦はピンチを脱したかと思われたが、2番をまたもや四球で出した後にスリーベース、センター前ヒットの連打を浴びて逆転を許してしまった。
結局、このまま2対3でゲームセットとなり、惜しい試合を逃す結果となったのであった。
橋爪の怪我は3週間は運動ストップ。来シーズンに向けてじっくり直してまた元気な姿を見せて欲しい。
また、まだユニフォームは間に合わずビーグルスのユニフォームでショートに入った橋本は序盤、再三襲ってくる打球を華麗にさばき、これからの内野の厳しいポジション争いを予感させた。
その他、山下が本日も大飛球を見事にランニングキャッチを見せ、熊野もビッグアプセットの4安打のうち2本をたたき出した。
今週末はリーグ戦の最後となる宿敵南海ハーツ戦と東村山でのリアルノーティー戦。天気が若干心配だが連勝して今期悲願の勝ち越しに向け全力を出し切りたい。
~監督談話~
若く強いチームに善戦した。1点差負け。今年の1点差負けの多さは山下指摘の通り。惜しくとも負けは負けだ。チャンスで主軸が打てず、相手下位打線に無駄な四球とパスボール、チャンスを逃し過ぎた。まだまだ我らも甘い。でもまだまだ強くなれる。そんなことを感じさせてくれた相手だった。しかし、今年はそんなゲームが多過ぎるね。監督の甘さか・・・。