(29) 11月7日(土) 和光市薬業健保
~ブルース小島投手に完封負け~
今週のビッグアプセットの対戦相手は強敵ブルース。
小春日和の荒川土手での対戦となったがまたもや打線が不完全燃焼で完封負けを喫してしまった。
初回、先頭谷上が痛烈なサードへの内野安打で出塁すると2番窪田はセンターフライに倒れたが3番山下のファーストゴロはスピンがかかってラッキーな内野安打となりワンアウト1・3塁で4番黒須という絶好の場面。ところが黒須の当りはなんと5-4-3のダブルプレーとなり先制のチャンスを逸してしまう。
その裏、末永も先頭打者をレフト前ヒットで出すと盗塁・ワイルドピッチでピンチを招く。2番のピッチャーゴロで飛び出したサードランナーをホームのクロスプレーで刺すことができず先制点を許す。ここからブルースの強力打線に3連打を浴びてしまい初回なんと5点のビハインド。
2回にも3安打で3点、3回の2安打2点と計10点を失い序盤で試合の主導権をブルースに取られてしまった。
一方、ビッグアプセット打線は2回芝田が左中間安打、4回には先頭黒須がレフトオーバーのツーベースと反撃するものの、それ以外はブルース小島投手のコーナーをつくピッチングの前に手がでない。
末永は尻上がりに調子を取り戻し4回以降は散発2安打に抑え、センター谷上の好プレーもありブルース打線を凌いだものの結局0対10で完封されてしまい、これで前回のナインフォース戦から連続16イニング無得点というまるで今年の出だしを思わせる状態となってしまった。
今年の残り試合は決まっているだけで南海ハーツ、みずほ証券、コマンドゼットと難敵が並び勝率5割がいよいよ厳しい状態となった。
しかし、この試合後に黒須からコアメンバー参加表明という明るいニュースが飛び込み、11月14日の試合も目処がついた。
残るシーズン、悔いのないよう全力で臨んでいきたい。
~監督談話~
やはりというか強かった。完全に力負け。相手は四球を出さないしエラーもないので、連打や小技がないと得点できない。その意味ではいくら好投手とはいえあと数本ヒットが欲しかったし、少ないチャンスを活かすべく工夫が必要だろう。今年はこうした試合が多いので、来年の大会までのこの点話し合って対応を考えたい。守りのほうは末永の調子は悪くなかったし、守備をもう少しきちんとやれば失点は抑えられた。現状で勝てる可能性は低い相手かもしれないが、2対4程度の試合には持っていけるはずだ。