⑬ 5月23日(土) 東台野球場
~灼熱の接戦を撃破! 大会決勝進出へ加速!~
歴史的快進撃でガンバロウ大会ベスト6に進出したBigupsetは、大会の合間の23日、灼熱の太陽が照りつける東台運動場で練習試合を決行、大会を思わせる接戦を見事に突破、次週の準々決勝に向けて順調な仕上がりを見せた。
感動の4回戦突破から2週間、大友、大河原といった中心選手が欠場、さらには今年最初の真夏日となる灼熱の太陽が照りつける東台運動場。Bigupsetはみずほ証券から飯田・東郷の両選手を招集、開始直前に橋爪、桜町が駆けつけ11人で試合はスタートした。
先発は大会快進撃の主役谷上、調整のため当初より4イニングの予定でスタートしたが、大会と違い試合前のウォームアップ時間が短く、マウンドに上がってからの調整を余儀なくされた。さらには内野守備も動きが鈍く、2回、3回とエラーとヒットを絡めて2点を奪われる。しかしさすがに大会を背負った谷上、3回にはすべてのアウトを三振で奪取するなど、尻上がりに調子を上げ4回を投げ終えた。
4回表終了時点で1点ビハインドのBigupsetは、その裏執念の攻撃を見せる。首位打者黒田がライト前ヒットで出るとすかさず二盗、これを橋本がセンターオーバーの三塁打で返し同点、さらにツーアウト後、5番山下が執念の三遊間安打でついに逆転、谷上への勝ち星の権利を確保した。さらに6回にはまたも先頭黒田がライトへのツーベース、これをまたしても橋本がセンターをはるかに超える三塁打で返し、さらに本日久々4番の飯田が火の出るセンター前ヒットで橋本を返して、点差を3点に広げた。
大会を思わせる接戦でクローザーに入った橋本は制球に苦しむ場面もあったが、粘り強いピッチングで失点を許さず。6回には先頭打者走者の二盗を東郷・橋爪コンビで見事に封殺、またワンナウト1・3塁でのレフト線のフライを山下から本塁へダイレクトビームで封殺ダブルプレーにしとめるなど、守備も後半テンポを取り戻し、来週の天王山に向けて一層の盛り上がりをみせる試合となった。
~監督談話~
大友・大河原といった主要メンバーが欠席で、かつ久々の練習試合でリズムがつかめず、危うい感じでスタートした試合だったが、守りの不安定さにまけず谷上くん、橋本くんの両投手が粘りのピッチングを見せてくれた。攻撃面でも黒田、橋本の両打者がほぼエンジン全開、山下の調子も上がってきたので、あとは芝田、桜町が目覚めれば大丈夫だろう。試合自体も大会を思わせるシビれる接戦で、これをものにできた結果も大きい。
細かいプレーでも福ちゃんのディレードスティール、橋爪の挟殺プレーのほか、中盤以降は守備陣の動きもよく、来週以降の大会最終盤戦に向け、コンディションは万全だ。