20111029

(30)10月29日(土) 善福寺川緑地公園野球場

~谷上孤軍奮闘も空しく敗戦~

雨で2週間あき久々の晴天のもとの対エースハンターズ戦であったが、谷上の投打にわたる活躍をいかすことができず5対10での敗戦に終わった。

宅建試験が終わって出場可能となった斉賀くんを入れても9人丁度で背水の陣をしくビッグアプセットは初回から、腰痛で切れを欠くレフト大友に打球が集中。

4安打で4点を先制される。

3回にも3安打で2点を追加され劣勢のビッグアプセット。しかし、助っ人斉賀がショートゴロを横っ跳びで華麗にさばき、村上も三盗を2つ刺す等、叙々にテンポがよくなってきた4回表、先頭桜町がライトオーバーで出塁し、芝田のショートゴロがエラーを誘いチャンスメーク、村上フォアボールで満塁となり、大河原はピッチャーゴロでランナーが代わったところで谷上登場。雨天続きのうっぷんをここぞとばかりにはらす一撃が飛び出した。渾身の力をこめて振り抜いた打球はセンター後方のフェンスを越える柵越えの満塁ホームラン!!

これで勢いづいたビッグアプセットは5回にも桜町、芝田、西村の3連打で1点差に詰め寄る。

しかしエースハンターズも6回、再び谷上に襲いかかり4安打で4点をあげ、そのまま5対10で残念ながらゲームセット。

時間があまってのエキシビジョンでこの日もう一つの山場がおとづれる。今年、1試合目登板の後、肩を痛めて長く耐え忍んできた西村が復活のマウンドへ登る。

先頭バッターをお約束のフォアボールで出し、次打者にはセンター前ヒットを許したものの3人目を代わったレフト谷上へのフライに打ち取り待望の今季初アウトをゲット。この回2点(自責点1)を失ったものの、これで防御率「∞(無限大)」が消えビッグアプセットナインに笑みがこぼれる。

試合には負けたが久しぶりのグランドはやはり気持ちいい。

試合後は中華で腹ごしらえした後、永福町にある村上の実家に行ってお兄さん(※)のアトリエで麻でつくった彫刻の数々を鑑賞させていただくサプライズつき。

来週は宿敵、南海ハーツ戦。今年もだんだん残り少なくなってきたがまだまだ野球シーズンは終わらない。

※お兄さん(村上 力(つとむ)さん)のお名前で検索するといくつか入賞した作品を 見ることができました。

http://www3.shizuokaonline.com/info/commendation/fugaku/

~監督談話~

メンバーがきちんと揃わなかったので苦戦は予想の範囲内だったし、谷上くんのピッチングは記録で見るよりはずっとよかった。ただリズムに乗れないと結果も出てこないという意味で今回は運が味方ではなかった。とはいえ、谷上くんの見事な柵越え満塁ホームランという記憶に残るシーン、4番櫻町の完全復活(直近4試合の打率.429)、助っ人斉賀くんの橋本くんを彷彿とさせるダイビングキャッチなど、見ごたえのある試合でもあった。大会も終わり、来シーズンに向けた時期の試合として、色々得るのものある試合だった。

最後に、西村選手、祝防御率点灯!!