(40) 11月4日(土) 舎人公園野球場
今週のビッグアプセットは初対戦のBLUES相手に2対3で無念の惜敗。大阪から佐藤也寸之が参加し、また山下が史上3人目の100安打を達成したメモリアルデーを勝利でかざることができず、ついに勝率5割を割り込む結果となってしまった。
初回、死球で出た先頭打者が盗塁、ワイルドピッチで進塁し、3番打者のショートゴロを助っ人橋本がホームへ送球するもセーフで先制される。
3回にはまたもや先頭打者を四球で歩かせると次打者は封殺したものの、1番バッターに左中間を破られ1点を追加された。
しかし4回、二巡目目のビッグアプセットがBLUESにくらいつく。先頭黒田がセンター前に火のでるようなあたりで出るとすかさず盗塁、事務所の引越しを終えて駆けつけた山下がじっくりと引き付けてライト前にはじき返して黒田を向かえ入れると、桜町が右中間に快心の一撃ををはなちこれがライトのグラブをはじいて右中間を転々とするスリーベースとなり一機に同点となりベンチも盛り上がる。
末永は、チェンジアップがやや切れを欠きながらも後続を断ち、反撃を待っていたが、6回表相手先頭打者にセンター前ヒットを許すとこの走者が盗塁、バント、内野ゴロであっという間にホームイン。これが決勝点となり、教科書どおりの野球の大切さをあらためて実感させられる思いであった。
本日のビッグアプセットは相手本格派に押さえ込まれた結果となったが、佐藤也寸之がブランクを感じさせない動きを随所に見せた他、センター黒田がタッチアップのランナーを矢のような送球での刺殺、レフト山下は大飛球を背走で好捕とそれぞれ見せ場をつくってくれた。
BLUESは20歳台の若いチームであり、ビッグアプセット戦の前に既に1試合をこなしたうえ、試合の前後にきっちり練習する熱心さと果敢な走塁で攻める積極さをみせてくれ、是非再戦で雪辱を果たしたい相手である。
試合後、日暮里で行われた反省会&佐藤也寸之歓迎会には大友が駆けつけ、ミズノへその場から電話してグランドコートのデザインをほぼ決定してくれる手際のよさを見せてくれた。
次週は南海ハーツとリーグ戦。このところ惜しい試合が続いているので、気を引き締めて臨みたい。
~監督談話~
若くてしっかりとした野球をするチームに善戦。良い試合だった。
特に、黒ちゃんに始まって、山下のヒット、櫻町のヒットで同点に追いついた場面は、うちのチームも本当に強くなったと感じた。こういうチームとどんどんやって行って、勝てるようになれば来年の大会にもより大きな自信を持って臨めるだろう。再度胸を借りて今度は勝ちたいね。
また、この試合には佐藤也寸之が久々参加し、ビーグルスの橋本さんが再び助っ人として来てくれた。二人ともチームにすぐに溶け込み、(バッティングは自身不本意だったかも知れませんが・・・)充分に力を発揮してくれました。これからも二人の参加、活躍を期待し、いつでも暖かく迎えたい・・・、そう思っています。