(23)8月21日(土) 東京健保組合大宮運動場
~ガンバロウ大会、痛恨の初戦敗退~
今やすっかり真夏の風物詩となったガンバロウ”秋”の大会初戦。
聖地大宮健保グラウンドに助っ人鈴木さんを加えて13人の戦士が終結した。
マウンド上には復帰なった谷上が登り試合開始。
初回、両チームともにランナーを得点圏に進めるもあと1本がでずに無得点。
2回表、相手ジ―ク・ジオンの5・6番が谷上をとらえてノーアウトからの連打で先制するも、谷上がよく後続を抑えて最少失点。
その裏、ビッグアプセットもツーアウトから末永のサード後方へのラッキーなヒットがでて同点のチャンスをつくるがここは鈴木がサードゴロに倒れて無得点。
3回、相手打線が二順目に入ったところで芝田監督が早くも動き、バッテリーを鈴木・石井に代えて反撃を封じにいく。
鈴木は先頭バッターをフォアボールで歩かせるがそのランナーが二盗を狙ったところで石井が強肩を見せて見事ランナーを刺してこの回無得点に抑える。
3回裏、先頭村上がセンター前ヒットで出ると続く西村がデッドボール、山下のショートゴロがフィルダースチョイスとなりノーアウト満塁の好場面。しかしこの好機は3番谷上のセンターへの犠牲フライの1点のみに終りビッグアプセットは同点においついたものの最少得点しかとれない。
直後の4回表、先頭バッターをセカンド後方のアンラッキーなヒットで出してしまうと相手下位打線への連続フォアボールの押し出しと犠牲フライで2点を許し再びリードを奪われる。
更に5回鈴木がつかまり4安打の後連続押し出しで3点を取られたところで、キャッチャ―石井が3人目のマウンドに登り、村上が再びマスクをかぶる。石井はセンター前へのポテンヒットで1点の追加を許したものの後続を断ちビッグアプセットは残る6・7回にすべてを掛ける。
6回裏、やや疲れの見えてきた相手投手から黒須、桜町が連続フォアボールを選び続く芝田はショートゴロの封殺打に倒れワンアウト1・3塁となったところで芝田に代わって福原が代走に。その福原が期待に応えて二盗を決め、バッターの末永もファアボールで満塁となったところで鈴木の犠牲フライで黒須がホームに帰り2対7。
ここで福原が3盗を決めてピッチャーをゆさぶったが今日2安打の村上の一撃は惜しくもセカンドライナーに終りこの回1点どまり。
石井が3者三振で7回表をびしっとしめた後の最終回、西村に代わった代打大友が見事にレフト前ヒットで望みをつなぐ。1番に戻って山下の流し打ちはライトの守備にはばまれたが2番石井がライトへのスリーベースを放ち代走の大河原が一気にホームにかえって3点目。ベンチが一丸となって声援を送ったが3番谷上、4番黒須が倒れ、ついにゲームセット。
丁度甲子園で興南対東海大相模の決勝戦が行われている同じ日にビッグアプセットの夏も終わりをつげたのであった。
~監督談話~
秋の大会ながらかなりいいメンバーが揃い、強気で臨んだ大会だっただけに本当に悔しい。もう少し打てればという気持ちもあるが、とにかく攻撃も守りも最初から最後まで歯車がかみあわなかった。いいプレーやバッティングも随所に出ただけに、この日はビッグアプセットの日ではなかった、と思うしかない。
とにかく野球は続く。これからも毎週試合はあるし、秋のワンデートーナメント、そして来春の大会に向け、前を向いていこう。