(24)8月28日(土) 天王洲公園野球場
~スコブルズに雪辱!~
先週の悪夢のようなガンバロウの初戦敗退から1週間、再起を賭けた強敵スコブルズとの一戦は石井の好投により2対1と僅差の試合をものにした。
2ケ月前、4対26と歴史的な大敗を喫したスコブルズ相手のマウンドには石井が満を持して登る。
初回、先頭バッターに三遊間を破られ、その後2つのフォアボールでピンチとなるがワンアウト満塁から石井は冷静にピッチャーゴロを打たせ1→2→3のダブルプレーで切り抜ける。
2回表、昼間のゴルフを終えて駆け付け5番に入った黒須がフォアボールで出ると続く桜町のファーストゴロがファーストカバーへの悪送球を誘いチャンス到来。ここで芝田が三遊間を抜くタイムリーで黒須を帰しビッグアプセットが待望の先制点。
その後は両チーム無得点の緊迫した投手戦がつづき、6回裏ビッグアプセットの先頭山下が上手くライト線ぎりぎりに流し打ってのスリーベース。続く村上が久々4番の重要な場面で前進守備のセカンドの左を抜く値千金のタイムリーを放ち2対0。
最終回、スコブルズも食い下がり先頭打者がフォアボールを選ぶと盗塁。そしてワイルドピッチでノーアウト3塁のところで犠牲フライで1点を帰し2対1と詰め寄ったが石井が後続をいずれも内野ゴロにしとめて1点差でビッグアプセットが逃げ切った。
時間が余っての8回には谷上がマウンドにあがり1安打を許したものの無失点で切り抜けて、ビッグアプセットに1ケ月振りの白星をもたらした。
これで今季8勝14敗。依然として黒星先行であるが後半戦の勢いがついてきた貴重な勝利であった。
~監督談話~
今期最高の試合!全ては石井さんの素晴らしいピッチングだったが、テンポのよい投球のおかげで守備もよく、ノーエラーだったのが締まった試合になった最大の要因だろう。敢えて贅沢を言えばもう1点追加点が早めに欲しかった(特に3回のチャンス)が、それでも村上の追加点タイムリーが極めて効果的だった。前回の大敗のリベンジと、前週の大会の悔しさをダブルで晴らす、最高に気持ちいい試合だった。