⑮ 6月25日(土) 城北中央公園野球場
~豪華リレーでZebrasを下す~
初対戦となるZebrasは選手の大半が高校生、ビッグアプセットの平均年齢のほぼ3分の1、プリンス谷上ですら大人に見えてしまうという対戦史上最若手チーム。ビッグアプセットはこの若手チーム相手に序盤で大量リードを奪い大人の貫禄で楽勝かと思われたが終盤、気を抜いた訳でもないだろうが思わぬエラーの連続で終わってみれば12対10と薄氷を踏む勝利となった。
初回、先頭田中がフォアボール、続く好調西村がレフト線へのヒットで続き3番山下もファアボールで満塁。4番黒須のドラフト指名の年にはまだ生まれてもいなかった相手投手は臆することなく立ち向かい黒須は結局サードゴロエラ―で先制点。なおも満塁で通算200打点のかかる桜町に絶好のチャンスが巡ったものの桜町の一打はレフトへの浅いフライで得点ならず、しかしこの後芝田、石井の連続タイムリーで4点。更に谷上の犠牲フライで石井が帰り、ビッグアプセット初回に大量6点をリード。
その裏、末永は力を抜いてかわすじじい投法をZebrasに披露するも2安打で1点を献上し、2回から谷上に後を託す。
2回もビッグアプセットは田中のスリーベース、黒須の内野安打で2点を追加、更に3回には石井、谷上を塁に置いての大友のショート後方へのポテンヒットで2点を加え、4回にも西村、黒須のタイムリーで12対1。
このままビッグアプセットの楽勝かと思われたが4回裏、谷上が2安打を打たれ2点を返され、5回裏には4つの四死球に加え、内野の守備の乱れで2点を失い石井にスイッチ。一旦ベンチに下がった村上がマスクをかぶり背水の陣をしく。しかし、急遽登板の石井もかわりっぱなセンター前に打ち返されこの回何と6点を返されて12対9。
時間の関係で最終回となった6回裏にも3つのエラーで1点を返されツーアウト満塁。一打同点。長打が出れば逆転サヨナラという緊迫した場面を迎えてしまったが、最後は田中へのセンターフライでゲームセット。辛くも勝利をつかんだのであった
~監督談話~
序盤は集中力を切らすことなく優位に試合を進められたが、終盤の守備の乱れで追い詰められ、改めて野球の怖さを思い知ったゲームだった。とはいえ、田中さんの攻守に渡る活躍、谷上くんの球威ある中継ぎ、西村の好調なバッティング、石井さんの最後の粘りのピッチングなど、いい面もたくさんでて、結果として試合にちゃんと勝てるところが去年と違うところだ。これから夏本番、8月末の大会も2ヶ月以内に近づいてきて、フルメンバーがエンジン全開に近づいてきた。今年は秋の大会が楽しみだ。