(28) 9月10日(土) 東京健保組合大宮グラウンド
直前の練習試合に3連勝し、確かな手ごたえを胸に1年ぶりの大会に臨んだビッグアプセットは、全員野球で戦ったものの、一歩及ばず、残念ながら公式戦初勝利をあげることはできなかった。
初回、大会初登板の緊張からか、制球が定まらない楠本は、四球の走者に、盗塁、エラーで3塁に進まれると、ポテンヒットで先制点を奪われる。しかし、2回表BUSは絶好調桜町のレフトオーバーの二塁打を足がかかりに相手投手を攻め、6番抜擢の大友が乾坤一擲の投手強襲ヒットで同点。更にエラー、四死球をからめて一気に2点をゲットし逆転。3回には山下が、左中間を深々と破る本塁打を放ち、完全復活をアピールし、試合の流れはBUSにあるかに思われた。
しかし、その裏、BUSは再びピンチを迎える。レフト山下からの好返球で、二死としながら、その後、楠本が死球をはさみ四連打を浴び、一気に四点を失って逆転され、形勢は一気に逆転。5回には佐藤が技ありのライトへのヒットを放ち、芝田の三塁ゴロの間にたくみに本塁を落としいれて追いすがるものの、わずかに及ばず、時間切れという不運もあり、公式戦3連敗、無念の敗退となった。
僅差の敗戦ではあったが、負けは負け。この現実をしっかりと受け止め、更なる成長に向けた糧とすることを期待したい。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です