⑯ 6月27日(土) 大井ふ頭中央海浜公園
~守備の乱れでMADSに惜敗~
今週の対戦相手は初顔あわせとなるMADSであったが、先発橋本が好投したものの、5回に突然の守備が乱れ逆転負けを喫してしまう結果となった。
先週肩痛を発症した谷上は大事をとって守りにまわり先発は橋本。
1回裏、フォアボールでランナー二人を出したものの本日マスクを被った冨永がセカンドランナーを矢のような牽制で刺す好プレーでなんなく切り抜けた。
2回表にフォアボールの橋本を1塁において芝田から久々の快音となる右中間へのタイムリーが飛び出しまず1点。冨永もレフト前ヒットでつづいた後、すかさず盗塁を決めノーアウト2・3塁のチャンスとなったが、後続がうちとられここは1点どまりに終わった。
4回には先頭橋本がライトオーバーのツーベースで出塁し冨永のセカンドゴロの間にサードへ進んで追加点のチャンスを作るも無得点。
そして5回、ワンアウト1塁の場面でライトにあがったイージーフライをこの回から代わった大河原がはじいてしまったところから守備の乱調が始まった。次打者のセンターフライに谷上が背走して好捕したものの肩をかばっての送球の間にセカンドランナーがタッチアップして2・3塁。ここからサード芝田、セカンド橋爪が連続してイージーゴロをさばき損ねてしまい、ワンヒットで4点を献上してしまう。
6回、桜町、橋本が連打で反撃したもののここではサードコーチャー大河原の指示ミスで桜町が本塁で憤死してしまい反撃もここまで。
結局1対4で被安打2、自責点ゼロの橋本を見殺しにしてしまう結果となってしまった。
来週からはGリーグである。ここで気持ちを切り替えて基本にもどり立て直すことにしたいものである。
~監督談話~
橋本くんのピッチングは素晴らしかったがディフェンスのミス連発で本当に申し訳ないことをした。ただ、冷静に考えてみると、守備のミスはある程度は防ぎきれないもの。橋本くんのバント処理や谷上くんのナイスキャッチなど、いい守備もあった。そう考えると敗因は追加点が取れなかったことに尽きるのではないか、というのがぼくの仮説。今年としてはヒットは出たほうだったが、それで1得点は少なすぎた。ぼく自身も再三のチャンスで凡退したち、何とか追加点を取りにいく攻撃ができなかったかと思う。もし追加点が取れていればあれほど守備のミスも出なかったかもしれない。MADSはぼくらと力の均衡した相手で、こういう相手に競り負けるようでは大会上位進出はまだ厳しい。一方、橋本くんの相変わらずの打撃好調、芝田・桜町にも久々の快音が出て、打撃陣には光明もみえてきた。Gリーグで一気に勢いをつけよう。