20031122

⑪11月22日(土) 下高井戸野球場

初回、ビッグアプセットは先頭の末永がいきなりショートの横を鋭く抜ける会心の一打。これがそのまま左中間も真っ二つに切り裂くランニングホームランとなって先制。幸先のいいスタートを切った。3回にも橋爪が凱旋初ヒットとなるライト前安打で出塁すると、桜町が四球。さらに末永がまたまた右中間ど真ん中を破るツーベースで追加点を上げる。さらに同点に追いつかれた4回にも大友四球、福原が絶妙のセフティーバント、佐藤四球で作った満塁のチャンスに桜町がセンター前に鮮やかな2点タイムリー。さらにこの日大当たりの末永がライト線へのヒットでつなぎ、相手守備の乱れをついて一気に4点を奪い、6対2とリードした。この日の先発村上は、3回に2点を取られたものの、立ち上がりから安定したピッチングで責任を果たし、4回から楠本にスイッチ。逃げ切りを図ったが、さすがに東和民も強豪と言われるだけあって、簡単には引き下がらない。初登板でやや緊張気味の楠本の気持ちの動揺を見逃さず、球が真ん中に集まってしまったところを痛打。2本のホームランを含む5安打を集め、2つのボークなどもあったりで、一挙に5点を奪って逆転してしまった。しかし、落ち着きを取り戻した楠本は5回には東和民をピシャリと封じ込め、無失点。次回登板に期待をつなぐ投球を見せた。 結局、試合は7対6の1点差で惜しくも敗れたが、決して完敗というわけではなく、大善戦と言える価値ある敗戦だった。次回は、この日の敗戦を教訓に必ず勝利をゲットしよう。欲を言えば、無死または一死でランナーが二、三塁か満塁の場合は、最悪でもセカンドゴロかショートゴロを打ってランナーをホームに還せるように、そんなしぶといバッティングができるように意識だけは持ちましょう。この試合でも、そういう場面で簡単に内野フライを上げてしまったケースがあったので、そこだけがちょっと気になりました。次回は12月6日。末永が終盤、左足太ももの裏側を肉離れしてしまったので、もしかすると投げられないかもしれません。そのときは村上、楠本、山下でピッチャー頼みます。

●打撃成績

1(5)末永 3打数3安打2打点1本塁打1二塁打2得点

2(7)熊野 4打数0安打1打点1三振

3(6)楠本 0打数0安打3四球

4(3)芝田 3打数0安打

5(1)村上 3打数0安打1三振

6(9)大友 2打数0安打1四球1得点2三振

7(8)福原 2打数1安打1四球1得点

8(2)佐藤 2打数0安打1四球1得点

9(4)橋爪 3打数1安打1得点

10(D)桜町 2打数1安打2打点1四球

●投手成績

村上 3回 4安打 2四球 2失点 2自責点

楠本 2回 6安打 2四球 5失点 5自責点